日本発の民間月面探査への挑戦は続けます 〜新たなLunar XPRIZEを視野に〜

posted: 2018.1.24

HAKUTO XPRIZE_GOOGLE_RM

PRESS RELEASE

2018年1月24日

日本発の民間月面探査への挑戦は続けます
〜新たなLunar XPRIZEを視野に〜

2018年1月23日(米国現地時間)、月面探査レースGoogle Lunar XPRIZEを主催するXPRIZE財団は、2018年3月31日の期限をもってレースを終了することを発表致しました。 これまでHAKUTOは、TeamIndusと期限内のミッション達成に向けたあらゆる可能性を検討してきましたが、改めてその実現が困難との結論に至りました。 しかし、日本発の民間月面探査への挑戦は続けていきます。月面探査ローバー”SORATO”の開発を通して、次世代の月面探査機開発につなげるために、予定していたローバーの最終調整はレース期限まで継続していきます。 またレースの延期など様々な方向性を検討するため、HAKUTO代表の袴田武史をはじめとするメンバーは、米国ロサンゼルスのXPRIZE財団を直接訪問するなど、最後まで協議を続けてきました。結果、レース延期は実現しませんでしたが、HAKUTOからの働きかけもあり、XPRIZE財団は新たな月面レースの開催を検討することを表明しております。HAKUTOは期限後も既存の枠組みを越えた議論をXPRIZE財団と継続していきます。

HAKUTOは多くの皆様に支えられています。いまや3,500名を越える全国のHAKUTO SUPPORTERS CLUB会員の皆様、計4回のクラウドファンディング支援者の皆様、オフィシャルパートナーのKDDI、コーポレートパートナーのIHI、Zoff/インターメスティック、日本航空、リクルートテクノロジーズ、スズキ、セメダインをはじめ全31社のパートナー企業の皆様、au×HAKUTO MOON CHALLENGEアンバサダーの皆様、これまでご支援いただいている投資家の皆様、月面探査ローバーSORATOの開発にご協力いただいている企業/工場の皆様、チームの運営やイベントなど表に見えない形で支えていただいている企業/団体の皆様、HAKUTOの活動を追いかけ世の中に情報を発信し続けていただているメディア/報道関係者の皆様、HAKUTOのメンバーを支えてくれた友人/家族、そしてHAKUTOにいつも温かいご声援をいただいている多くの応援者の皆様。皆様の誰一人が欠けても、HAKUTOはここまで来ることができなかったと考えています。これまでHAKUTOが積み重ねてきた全ての実績は、HAKUTOを支援、応援していただいている全ての皆様のおかげです。HAKUTO一同、改めて心より感謝致します。そして、Google Lunar XPRIZEにおいて、「優勝」という皆様の期待に応えることができず、誠に申し訳ございません。

またレースを主催するXPRIZE財団、そしてレースをともに戦い切磋琢磨してきたライバルであり仲間でもある全ての参加チームにも深く感謝と敬意を表します。レースの先に新しい宇宙産業を生み出すことを目的に、10年の歳月に渡って世界初の民間月面探査を目指して切り拓いてきた道は、決して平坦なものではありませんでした。ともに新しい宇宙開発の可能性を世界に示すことができたことは、何物にも代えがたい実績です。

民間による月面探査への挑戦は、これで終わりではありません。

『「夢みたい」を現実に。』 HAKUTOは、7年を越えるGoogle Lunar XPRIZEの活動を通して、挑戦し続けることで、誰もが夢だと思っていた民間による月面探査があと一歩で現実に可能であるということを示すことができたと考えています。前述したような多くの企業や個人の皆様にご支援いただいたこと、そして月面探査ローバー”SORATO”の開発を通じて、HAKUTOは新しい宇宙開発におけるビジネスモデルと次世代の月面探査機開発に向けた確かな足跡を残すことができました。これらは将来の日本、そして世界の宇宙開発につながっていく貴重なノウハウであり、技術であると信じています。

今後も日本発の民間月面探査を実現するために、TeamIndusとのパートーナーシップやHAKUTOを運営するispace独自の月探査ミッションも含めてあらゆる方法を再度一から見直して、様々な選択肢の中で最も成功率の高い確実な方法を検討していきます。またクラウドファンディングでご支援いただいた皆様のお名前を刻印したパネルをはじめ、HAKUTOのチャレンジに共感、ご支援いただている多くの皆様の想いをいかなる手段でも月面に届けていきます。

今後の方針やローバー最終調整(フィールド試験)の予定は、決まり次第お知らせ致します。

引き続きHAKUTOへのご支援のほど、宜しくお願い致します。

HAKUTO代表 袴田武史のコメント

2010年9月に正式にGoogle Lunar XPRIZEに日本からも参戦し、7年以上が経ちました。今まで多くの困難の中、一歩ずつ実績を積み上げてきましたが、優勝できずにGoogle Lunar XPRIZEが終了することは非常に悔しい思いがあります。これまで非常に多くの方にご支援・応援を頂き、心より感謝しています。踏ん張りどころではありますが、ここで民間月面探査の挑戦の歩みを止めず、常に前を向いて進んでいきます。

【HAKUTOについて】http://team-hakuto.jp/

HAKUTOは、株式会社ispaceが運営する、日本で唯一Google Lunar XPRIZEに参加するチームです。ベンチャー、大学、そしてプロボノと、様々なバックグラウンドをもった人材が集まり、それぞれの特技を生かし合って月面探査ロボット(ローバー)を開発し、Google Lunar XPRIZEに挑戦するプロジェクト「au×HAKUTO MOON CHALLENGE」で世界初の民間月面探査を目指しています。2015年1月には、月面ミッションを達成できる能力のローバーを開発したその技術力が評価され、Google Lunar XPRIZE中間賞のモビリティ部門を受賞しています。

auxHAKUTO MOON CHALLENGE

【Google Lunar XPRIZEについて】 http://lunar.xprize.org/

Googleがスポンサーとなり、XPRIZE財団によって運営される、民間組織による月面無人探査を競う総額3,000万ドルの国際賞金レースです。ミッションは、月面に純民間開発の無人探査機を着陸させ、着陸地点から500m以上走行し、指定された高解像度の動画や静止画データを地球に送信すること。1位のチームには賞金2,000万ドル、2位のチームには賞金500万ドルが与えられます。2017年1月24日に、SpaceIL(イスラエル)、Moon Express(アメリカ)、Synergy Moon(インターナショナル)、TeamIndus(インド)、HAKUTO(日本)の5チームがレースの最終フェーズに進むことが発表されました。

【本件に関するお問い合せ先】

HAKUTO PR事務局 堀口
TEL:03-6263-9169
e-mail:media@team-hakuto.jp

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